飯盒

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最近はトランギアのメスティンが流行のようですが飯盒もまだまだ現役です。なんと言ってもその見た目。キャンプにふさわしいルックス!見た目だけでなく大量の湯沸しが出来るので熱効率は落ちますがやかんの代わりとしても使っていました。寒い日などは湯たんぽを作るのに重宝します。調理以外の利点を先に挙げてしまいましたが、鍋料理、インスタント麺、パスタなども作れたりするのと、一番気に入っているのは内蓋に薄切りの肉と野菜を適当に入れておけば蒸し調理が出来るので同時におかずが出来ちゃうという点です。最近は自宅の夕飯も内蓋におかずを入れて飯盒でご飯を炊いています。

メスティンに比べるとやや場所を取るのがネックですが、調味料や米、缶切りや箸など調理道具を入れておけば大きさもさほど気になりません。

日本縦断ツーリングの時に半年間ほとんど飯盒で自炊していましたが、一回おこげの匂いを覚えれば、それほど焦がすことなく毎日おいしく炊けていました。焚き火で炊くのは結構むずかしいです。ガスバーナーを使いましょう。

ほとんど吹きこぼれなしで炊くには米1合に対して200ccの水を入れて20~30分ほど水に浸してから炊き始めます。蓋の上に石ころで重しをして中火にかけ、水が少し吹き出してきたら火を弱めます。しばらくしてコトコトと音をたてながら二度目の水が吹き出してきたらお米の炊ける匂いがしてきます。そこから中火にして吹きこぼれが止まっておこげの匂いがしたら火を止め15分ほど蒸らします。丸太があればその上に置いて蒸らします。ひっくり返して蒸らすかは好みかもしれません。私の場合、洗う時の手間が嫌でひっくり返さず蒸らします。

1合の場合の時間目安。中火4分で沸騰します、弱火で10分経過すると若干水気が残る炊き上がりになります。その後、中火で1分すればほんのりおこげの美味しい御飯が出来上がります。ガスバーナーの火力によって火加減が若干異なる場合がありますので数回炊飯を試してツマミの加減を把握するようにしておけばキャンプ場で失敗しらずになれます。キャンプ場では風があるため火加減が変わってしまいます。ガスバーナーの風除け(ウィンドスクリーン)は準備して行きましょう。風除けは100均で売っている1口コンロ用のレンジガードなどで代用できます。

もし焦がしてこびりついた場合は、重曹を入れてお湯を沸かして、数分放置してから割り箸でゴリゴリしてみてください。こげが浮いてきて、きれいに取れます。

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