佐多街道は鹿屋市の高須から湾岸沿いに走り佐多までのR68とR269の総称。佐多街道の先には佐多岬ロードパークが続き佐多岬灯台まで繋がります。佐多岬は本土最南端ということもあり週末や連休になるとライダーやチャリダーをよく見かけます。全体的に南国独特のゆったりとした景色をみながら快適に走行できる道です。信号の少ない海岸線で大根占と根占周辺に多少信号がある程度なので地元ライダーも好んで走る道です。
南国らしい道路で、やしの木やハイビスカスが道路わきに顔を出して遠くには桜島と開聞岳を眺めることが出来る絶景湾岸ロードです。終盤は海へ向かっているはずなのに山道が続く不思議な道でもあります。佐多岬ロードパークに入ると断崖から海を眺める道へと変わります。ガジュマルの木が道路上を多い尽くしそうな格好になっていたりして好奇心をそそります。佐多岬ロードパークの終点から山道を15分ほどあるけば本土最南端に佇む佐多岬灯台の絶景が広がります。佐多岬の神社では本土最南端ステッカーもあるので是非たちよってみてください。(道の駅根占にもありますが・・・)
海岸沿いの醍醐味である砂浜も多く、神川キャンプ場周辺や大浜海水浴場などでは桜島と開聞岳を一望することの出来るスポットでもあります。佐多岬ロードパークの途中には透き通った海と白い砂浜が広がる田尻海水浴場もあります。
海水浴場だけでなくR68にある荒平天神は是非立ち寄って欲しい神社です。大根占の神川大滝も有名な景勝地で、つい最近では根占にある雄川の滝や並列鳥居の川南諏訪神社なども人気スポットです。ふれあいパーク佐多からは開聞岳がよく見えます。天候がよければ硫黄島も眺めることが出来ます。
根占を越えて佐多岬が近づくにつれ、まるで島にでも来た様な錯覚を起こしてしまうほど、ゆったりとした風景へ変貌するのもこの道の魅力の一つです。
佐多岬には無料キャンプ場の大泊野営キャンプ場もあるので。のんびりとキャンプをして本土最南端の佐多岬を散策するのも楽しいかもしれません。
上の写真はふれあいパーク佐多の目の前にある道路標識なのですが、宗谷岬までの距離が書いてあります。
2017/07現在 ロードパーク内で展望台を建設中のためサタデイランドを過ぎたあたりにある臨時駐車場からシャトルバスでの移動になっています。
2018/05 ゴールデンウィークなどの繁忙期は臨時駐車場からシャトルバスでの移動になっています。それ以外であれば遊歩道手前の駐車場まで走行することが出来ます。